健やかな未来社会へ、いま私達にできること

サイトマップ文字サイズ普通大きく

お気軽にお問い合わせください

ミッションステートメント

存在の意味

 ある1つの組織には、その組織に固有の、存在する意味がなければならない。そし て、組織が維持され継続的に発展するために、また組織の前に立ちはだかる障害を打破し、組織に属する全ての者が進むべき方向を見失わないためにも、存在の意味は常に組織内部で意識され、また適時確認される必要がある。
1996年2月、われわれ珠泉会は存在することの意味を次のように明文化し、それを基本理念と定め創設した。


 実際のプライマリーケアの現場では、高齢者医療がその主体を成しています。もちろんその中には重篤で、適切な治療が必要なケースもあり、また慢性疾患を有し十分な医療管理が必要なケースもあります。しかし、外来通院や入院治療を通じて医療を施されている高齢者の多くは、老化に伴い生ずる身体的・機能的変化に対して加療を施されていることも事実です。


 老いることは病ではありません。まして老いて行く過程を、闘病などという凄まじい生き方に置き換えることなど誰も望むものではありません。


 私たちはこうした高齢者医療の現状を省みつつ、高齢者誰もの『健やかなる老い』の実現に向けた環境作り、そしてお手伝いをしたいと考えています。


 人は誰でも自分の生まれ育った土地で、家族の者や親しい友人たちに囲まれて過ごしながら老い、そして看取られたいと願います。私たちはこのごく自然の、当たり前の願望を叶えるための基本は、家庭に於ける介護・看護にあると考えてきました。つまり言葉を換えて言うならば、『健やかなる老い』の根源に家庭の存在が必要不可欠だとの認識です。


 私どもの運営する施設に於いては、要介護高齢者の誰もがこの『健やかなる老い』の実現に必要な家庭的環境の中で、在宅介護に携わる家族、さらに高齢者を支える地域の方々と共に、高齢者の生活自立を支援・援助することを法人基本理念として掲げます。そして、この理念実現のため以下の四箇条の下、職員一丸となり日々精進・研鑽に努めることを宣言します。

『健やかなる老い』の場は家庭にありその早期復帰を目指すこと

『健やかなる老い』は家族や地域の方々と共に支え合うもの

『健やかなる老い』は奉仕の精神と絶ゆまぬ努力の上に成り立つもの

『健やかなる老い』はその如何に問わず万人に享受されるべきもの


 『健やかなる老い』の実現に向け、私たちは確かな決意と豊かな未来を願いつつ、21世紀の超高齢社会に対し灯をともして行きます。しかもその灯は決して絶えることがあってはなりません。これからも、そしていま以上に、その灯は彩かに社会を照らし続けなければなりません。


 私たちは子供や学生の訪問を歓迎します。私たちは、彼や彼女たちの問題意識やモチベーションに対して何かしらのヒントを提供したいと考えているのです。


 次の時代、またその次の時代へと私たちの願いは引き継がれ、そしてその灯は未来永劫に渡り、より一層彩かに大きく輝き続けることを祈っています。

組織理念

 創設から時を経たいま、われわれの組織と係るべき事業の規模は一層の拡大と多様化の途上にあり、また一方で、今日想像以上の加速度をもって進行する少子高齢化の我が国において、われわれ自身やわれわれの子供らのために、今よりも豊かで健やかな未来を切り拓くためにも、われわれは創設の理念をコアとして、組織存在の意味をより強固で価値あるものへ展開し、それをもって常に社会に貢献しなければならない。よって、ここに新たなる組織理念を制定する。


『人と社会のケアを通じて、健やかな未来社会を創造する』


われわれは、この新たな組織理念を金科玉条のごとく貴び、今後の組織運営と 全ての事業活動に対し、真摯に取り組むことをここに誓い合う。

経営理念・価値観

未来観

 われわれは、未来志向の組織の一員であり、未来は豊かで、健やかで、希望に満ち溢れたものだと信じる。それは今を生きるわれわれにとって、必ずや勝ち取らなければならない責務でもある。いまはただ、われわれの活動を通じてもたらされる未来は、あなたが想像する以上に素晴らしい未来だと確信することである。


組織観

 われわれは、定めた組織理念を基に活動する専門的な知識集団であり、従前の労働集約型組織とは明らかに異なる独自の組織である。よって、われわれ組織の存在の意味を強固で明確なものとするために、組織に属する全ての者は常に学びの視点に意識を集中させ、その実践に絶えず努力することを惜しまない。


尊敬の念

 

 われわれは、ゲスト(ご利用者)、カスタマー(ご利用者、ご家族)、スタッフに対する思いやりと敬いの心、いわば尊敬の念を忘れない。かけがえのない一つ一つの尊い命に対し、尊敬の念を忘れない。よって、誰かより尊敬されるべき自らをも大切にしなければならない。


顧客価値志向

 われわれは、ゲスト、カスタマーと言った狭義の外部顧客に加え、内部スタッフを 加えた全てが広義の顧客であると捉える。そして、われわれは常に顧客の視点で価値あるサービスを創造し続け、ひとりひとりの顧客に対し夢と希望と感動を提供しなければならない。なぜならば、われわれの活動の成果は全て顧客によってのみもたらされるものであり、われわれの未来をより輝かしいものへ導く源泉は、全て顧客から贈られるプレゼントであるからだ。


品質の追究

 われわれは、サービスの品質、それを作り出す仕組みの品質、そして全体を取り込む経営の品質を最高のレベルに押し上げる。なぜなら、顧客は品質によって満たされ、より深い感動の領域をわれわれに対し示唆するのである。よって、われわれは、常に活動のどの場面においても、品質を追究し続ける姿勢を崩さない。


協調行為

 協調は妥協ではない。互いに過ごす時間の中に、答えを求める心の有りようが肝要である。故に、あらゆる協調行為の場面において執るべき立場は「私」ではなく「われわれ」なのだ。そして、行為は相互の信頼と尊重の上に、まずは自らが相手に対し働きかけ"与える"ことから始まることを意識しなければならず、一人一人が相互に与え続けることでわれわれは響き合うのである。よって、全ての行為の場面では常にgive&givenの精神で臨まねばならない。


革新

 われわれは日々訪れる変化を恐れない。むしろ、それは革新に向けた好機だと捉える。われわれが高い感性を身につけて革新の道を歩むとき、それはゴールへ向けた最短距離ではないかも知れない。しかし、歩んだ道程とその過程において気付き・考え・行動した貴重な経験は、必ずや訪れる次なる変化の扉を開く鍵となるであろう。


市場

 われわれの組織が活動する市場は、種々の制度根拠によって成り立つ閉鎖的な市場ゆえ、時として顧客の指向に対し抑制的である。加えて、現実の顧客の要求は多種多様であり、多くの顧客が制度間の狭間に陥る事実も確認している。制度は決して不変なものではなく、また、現状の非顧客層は必ず将来の顧客であると捉え、われわれは市場の動向、顧客の指向性とポジショニングに対し細心の注意を払いマーケティング能力を高めていく。


資源

 われわれの組織における資源とは、即ち、人材、物、金銭、ツール、マインドである。


人材

 人は常に成長と飛躍の機会を願う。よって、機会提供の場が欠如していたり不足していてはならない。われわれは、スタッフに対し成長と飛躍の機会を期待以上に提供する。自らが高まり、結果として組織が高まる時、一人一人のスタッフは組織を通して、より高いレベルでの社会貢献が可能となるものと考える。


財務

 われわれは、利益を追求する組織ではない。利益はわれわれの正しく真摯な活動の成果の一部として、結果的にもたらされるに過ぎないものだ。ただし、組織における利益は健全な事業活動を維持し、将来の発展をもたらすに必要な命の源であり、人が健全な肉体と精神を備えていたとしても、そこに流れる血液が枯渇すれば死滅するが如く、われわれは、組織財務の血液でもあるキャッシュ・フローに経営的重点をおき、永く社会に貢献すべく財務体質の強化に努める。


高潔

 われわれは、全ての顧客に対して、同種組織に対して、またコミュニティに対して、高潔で倫理的な活動とコミュニケーションを心掛け、信頼と名声を築き上げるための努力を惜しまない。


貢献

 われわれは、顧客に対し夢と希望と感動を提供し、顧客が望む最大の利益をもたらすことで貢献する。われわれは、スタッフに対し発展と成長の機会を提供し、公正な立場で業績を評価した報酬で応え、組織を通じたスタッフひとりひとりの自己実現に対し貢献する。われわれは、種々のボランティア活動を支援し、環境に配慮した価値観を保って行動し、さらに応分の税金を負担することで、善良なるコミュニティの一員として地域社会に貢献する。われわれは、組織活動の全ての成果を社会へ還元し続けることで、来たるべき未来社会に対し貢献する。


経営ミッション

『われわれ珠泉会は、持てる資源の全てに対して、最も効果的で有効な運用を図り、全ての顧客の期待と希望を凌駕した感動に至るサービスの提供を通じて、常に高いレベルの事業活動を安定的に継続し、新たなる顧客の創造をもって更なる事業領域を切り拓きながら、永きに渡り社会へ広く貢献することを使命とする。』

 

 われわれは、定めた組織理念を志として、われわれが共有する価値観を前提とし、課せられた使命を全うすべく職務を遂行することをここに誓い合う。

 

平成16年5月(新訂)
平成21年7月(改訂)

平成26年9月(重訂)


医療法人社団 珠泉会 
理事長・CEO 市村義久